IgcGrid においてデータのフォーマットをカスタマイズする方法についてご紹介します。本記事では、formatter
を使用して、数値データに単位を付加する方法を解説します。
IgcGrid の設定
IgcGrid のformatter
を利用すると、特定の列に対してカスタムフォーマットを適用できます。
以下の例では、身長列の値を「cm」と「mm」の異なる単位で表示するように設定しています。
<igc-grid id="grid1"> <igc-column id="heightCm" field="heightCm" header="身長(cm)" data-type="number"> </igc-column> <igc-column id="heightMm" field="heightMm" header="身長(mm)" data-type="number"> </igc-column> </igc-grid>
上記のコードでは、heightCm と heightMm の列に id を設定しています。これにより、TypeScript で document.getElementById を使用してこれらの列を取得します。
formatter の使用
formatter
プロパティを使用して、列のセル値にカスタムフォーマットを適用します。以下の例では、身長データに単位を追加する処理を行っています。
- formatHeightInCm 関数では、value にそのまま “cm” を付加しています
- formatHeightInMm 関数では、value を 10 倍して “mm” を付加しています
const heightCmColumn = document.getElementById("heightCm") as IgcColumnComponent; heightCmColumn.formatter = (value: number) => { return `${value} cm`; }; const heightMmColumn = document.getElementById("heightMm") as IgcColumnComponent; heightMmColumn.formatter = (value: number) => { return `${value * 10} mm`; };
実行結果
この設定を適用すると、IgcGrid の 身長列の表示が以下のようになります。

ダウンロード後、以下のコマンドで実行できます。
npm ci npm run dev