IgbGrid の NavigateToAsync メソッドを利用することで、スクロール位置を変更することができます。
NavigateToAsync メソッド自体は、引数で渡されてきた行インデックスと可視列インデックスで指定されるセルが表示範囲に入るように IgbGrid をスクロールさせるメソッドです。
NavigateToAsync メソッド定義:
public Task NavigateToAsync(double rowIndex, double visibleColIndex, object cb)
- double rowIndex: 表示範囲に持ってきたいセルの行インデックス
- double visibleColIndex: 表示範囲に持ってきたいセルの可視列インデックス
- object cb: コールバック function
直接 IgbGrid に対して特定の位置にスクロールさせる API はありません。代わりにこの機能を利用して IgbGrid をスクロールさせる形になります。
private async Task OnGoToFirstClicked() { // 先頭行の先頭セルへ移動 if (this.IgbGrid != null) { await this.igbGrid.NavigateToAsync(0, 0, null); } } private async Task OnGoToLastClicked() { // 最終行の最終セルへ移動 // ※people は IgbGrid で表示させているデータソースという想定 if (this.IgbGrid != null) { this.igbGrid.NavigateToAsync( this.people.Count() - 1, this.igbGrid.ActualColumns.Count(col => col.Hidden == false) - 1, null); } }
実行結果