IgbGrid のヘッダーツールチップの内容を変更する方法についてご紹介します。
IgbColumn で設定する方法
IgbGrid の IgbColumn 要素のTitle
プロパティを使用して、ヘッダーツールチップの内容を設定できます。
これにより、ヘッダー “氏名” にマウスカーソルを置いたときに表示されるツールチップの内容が更新されます。
<IgbColumn Header="氏名" Title="Title プロパティよりツールチップの内容を変更します" ....> </IgbColumn>
BodyTemplate を使用する方法
同様に、HeaderTemplate
のtitle
属性を使用して、ヘッダーツールチップの内容をカスタマイズすることもできます。
これにより、ヘッダー “年齢” にマウスカーソルを置いたときに表示されるツールチップの内容が更新されます。
<IgbColumn ....> <HeaderTemplate> <span title="HeaderTemplate の title 属性よりツールチップの内容を変更します"> @context.Column.Header</span> </HeaderTemplate> </IgbColumn>
HeaderTemplateScript を使用する方法
次に、HeaderTemplateScript
を使ってツールチップを表示します。
以下のスクリプトを使用して、カスタムテンプレートを登録します。ここでも、title
属性を使用してツールチップの内容を設定します。
igRegisterScript("JobTitleTemplate", (context) => { const column = context.column; const span = document.createElement("span"); span.textContent = column._header; span.title = `HeaderTemplateScript の title 属性より\nツールチップの内容を変更します`; return span; }, false);
HeaderTemplateScript
を使用する列も定義します。
<IgbColumn Header="職種" HeaderTemplateScript="JobTitleTemplate" ....> </IgbColumn>
実行結果
上記の変更を適用した後、各ヘッダーにマウスカーソルを置くと、新しいツールチップの内容が表示されます。