IgbGrid でのデータ読み込みインジケータの表示方法について解説します。
IgbGrid の設定
IgbGrid には、データの読み込み状態を管理するための IsLoading プロパティがあります。
このプロパティを利用することで、データが読み込まれていない間は自動的に読み込み中のインジケータが表示されるように設定できます。
<IgbGrid Data="_currentData" IsLoading="_isLoading" .... > .... </IgbGrid>
インジケータの表示
本記事ではボタンクリックによりデータソースを入れ替え、入れ替わりの間にインジケータを表示する方法としてご紹介いたします。
ボタンのクリックイベントでデータソースを切り替える処理を実装し、切り替わりの間インジケータを表示します。この際、IsLoading を true に設定し、データの読み込みが完了したら false に戻します。
※大量のデータ入れ替えを想定して、処理に Delay を入れています
private async Task OnClickSwitchData() { var newData = _currentData == _peopleEN ? _peopleJP : _peopleEN; _currentData = new(); _isLoading = true; await Task.Delay(1000); _currentData = newData; _isLoading = false; }
ボタンクリックでデータソースを入れ替える
最後にデータソースを切り替えるボタンを配置します。
<IgbButton @onclick="OnClickSwitchData">データソースの切り替え</IgbButton>
実行結果
以上の設定により、ボタンクリックでデータソースを切り替える際に、読み込み中インジケータが表示され、データの読み込みが完了すると新しいデータが表示されます。