ローカライズした際に一部の文言を任意に変更したい場合があります。

例えば IgxGrid の Excel スタイル フィルタリング を利用した際の「APPLY」ボタンはデフォルトの日本語ローカライズでは「適用」となりますが、これを「実行」と変更する方法をご紹介します。

ローカライズ前は「APPLY」
デフォルトのローカライズでは「適用」となる

まずは、 getCurrentResourceStrings() を利用して現在利用可能なすべてのリソース文字列を取得します。
そして、取得したリソース文字列から変更したい文字列の Key を見つけます。

const currentRS = getCurrentResourceStrings();

currentRS の内容をログやデバッグで確認します。

すると、’igx_grid_excel_apply‘ という Key に “適用” と設定されているのを見つけることができると思います。

この ‘igx_grid_excel_apply‘ の値を “実行” に置き換え、オブジェクトをパラメーターとして changei18n() に渡すことで置き換えた文字列でローカライズ表示させることが可能となります。

コード部分

// 現在利用可能なすべてのリソース文字列を取得
const currentRS = getCurrentResourceStrings();

// 'igx_grid_excel_apply' の値を "実行" に置き換え
currentRS['igx_grid_excel_apply'] = "実行";

// オブジェクトをパラメーターとして changei18n() に渡す
changei18n(currentRS);

実行結果

サンプル

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