IgbDataChart の散布チャートである IgbScatterSeries において、表示されるマーカーの色やアウトラインを設定する方法についてご紹介します。
方法
IgbScatterSeries のプロパティ定義は以下のようになります。
- マーカー色の定義:MarkerBrush
- アウトライン色の定義:MarkerOutline
- アウトライン太さの定義:MarkerThickness
実際にこれらのプロパティを設定したコード例を以下に示します。
※アウトラインが不要の場合はMarkerOutline=”transparent”と定義します。
<IgbScatterSeries DataSource="@DataSourceA" Title="マーク A" XMemberPath="XValue" YMemberPath="YValue" XAxisName="xAxis" YAxisName="yAxis" MarkerBrush="yellow" MarkerOutline="black" MarkerThickness="2" /> <IgbScatterSeries DataSource="@DataSourceB" Title="マーク B" XMemberPath="XValue" YMemberPath="YValue" XAxisName="xAxis" YAxisName="yAxis" MarkerBrush="red" MarkerOutline="transparent" />
これらのプロパティの設定で実際に描画されるマーカーは下図のようになります。
上記作例の Blazor アプリケーションのソースコードは以下からアクセス頂けます。
関連ドキュメント
- Ignite UI for Blazor 散布図
Blazor 散布図 | データ可視化 | インフラジスティックス (infragistics.com) - 特定のマーカーのみカスタマイズする方法はこちら
IgbDataChart – バインドした項目のプロパティに基づいてマーカーの表示 (描画) をカスタマイズする – INFRAGISTICS ナレッジベース