IgbDataChart では、Visibility および LegendItemVisibility プロパティを使用して、データ系列やその凡例アイテムの表示 / 非表示を制御できます。
本記事では、これらのプロパティを活用して、グラフ上のデータ表示を動的に切り替える方法についてご紹介します。
IgbDataChart の設定
まず、IgbDataChart にいくつかのデータ系列を追加し、それぞれに Visibility および LegendItemVisibility プロパティを設定します。これらのプロパティは、データ系列および凡例がグラフ上に表示されるかどうか制御します。
<IgbColumnSeries .... Visibility="@_visible1" LegendItemVisibility="@_visible1"> </IgbColumnSeries>
Visibility プロパティ
Visibility プロパティは、データ系列そのものの表示を制御します。例えば、あるデータ系列を非表示にしたい場合は、Visibility プロパティに Visibility.Collapsed を設定します。
なお、本例ではチェックボックスを使って、対応するデータ系列やすべてのデータ系列の表示を切り替えます。
チェック(IsChecked1)が true のとき表示、false のとき非表示とさせます。
_visible1 = IsChecked1 ? Visibility.Visible : Visibility.Collapsed;
実行結果
この設定を利用することで、ユーザーはチェックボックスを使用して個々のデータ系列やすべてのデータ系列を動的に切り替えることができます。