Ignite UI for Angular が、現在メンテナンス&サポートを提供しているバージョンを確認する方法を説明します。バージョンの表記方法の理解や、提供されているバージョンの一覧表示なども説明します。
なお、メンテナンス&サポートの定義などの詳しい内容は以下の「製品ライフサイクル」ページをご確認ください。
https://jp.infragistics.com/support/product-lifecycle
Ignite UI for Angular がメンテナンス&サポートするバージョン
Ignite UI for Angular は、「最新および最新より1つ前のメジャーバージョン」をメンテナンス&サポートしています。
Ignite UI for Angular のバージョン表記について
Ignite UI for Angular は、次のようにバージョンが表記されます。
<Angular メジャーバージョン>.<Ignite UI for Angular メジャーバージョン>.<Ignite UI for Angular マイナーバージョン>
例えば、Ignite UI for Angular のバージョンが 8.2.3 であれば、次のように読みます。
- 8 は、対応する Google 社提供の Angular のメジャーバージョン(Angular 8)
- 2 は、Ignite UI for Angular の、Angular 8 におけるメジャーバージョン
- 3 は、Ignite UI for Angular 8.2 のマイナーバージョン
Ignite UI for Angular バージョンの考え方は、次のリンクで詳しく説明されていますので、あわせてご参照下さい。
Ignite UI for Angular のバージョニングについて
https://blogs.jp.infragistics.com/entry/2018/05/12/190000
このバージョンの考え方を踏まえて、現在メンテナンス&サポートしているバージョンを確認していきましょう。
次の npm コマンドを実行し、Ignite UI for Angular で利用可能なバージョンを表示します。
npm view igniteui-angular versions
すると、次のように Ignite UI for Angular のバージョンが列挙されます。
表示された結果の中から、次のものを除きます。
- alpha が含まれるもの
- beta が含まれるもの
- rc が含まれるもの
- Ignite UI for Angular のメジャーバージョンが 0 のもの
先の例であれば、上記の除外対象のバージョンを除くと、8.1.12 と 8.2.3 が現在メンテナンス&サポートしているバージョンです。
補足情報
補足として、8.1.x の一つ前にメンテナンス&サポートされていたメジャーバージョンとなると、Angular 7 に対応した、7.3.20 というバージョンになります。
※ 8.0.x は読み飛ばします。Ingite UI for Angular のメジャーバージョンが 0 のものは、続くメジャーバージョン 1 (今回の例では 8.1.x) がリリースされるまでの間はサポートされますが、メジャーバージョン 1 がリリースされた時点でメジャーバージョン 0 はメンテナンス&サポート対象外となるためです。