UltraGrid には、ユーザーが行うことができる操作をコードから実行することができます。
セルを編集モードにしたり、 セルをアクティブにしたり、コピペしたり、などなど、いろんなところで使いやすい操作が用意されております。
では使い方を見てみましょう。
使うメソッドはこちら、
です。
パラメータには、実行されるユーザー操作を定義する UltraGridAction を用意します。
返戻値として、パラメータに設定した UltraGridAction が問題なく完了した場合には True を返し、そうでない場合には False を返してくれます。
ヘルプドキュメントのコードスニペットが編集モードにする操作でわかりやすいので、そのまま掲載します。
using Infragistics.Win.UltraWinGrid; private void button1_Click(object sender, System.EventArgs e) { // グリッドの現在の状態を取得します。 UltraGridState state = this.ultraGrid1.CurrentState; // UltraGridState をチェックし、編集状態(編集モードの状態か)を確認します。 if ( ( state & UltraGridState.InEdit ) == 0 ) { // セルが選択されていれば PerformAction を呼び出して編集モードを開始します。 if ( ( state & UltraGridState.Cell ) == UltraGridState.Cell ) this.ultraGrid1.PerformAction( UltraGridAction.EnterEditMode ); } }
ユーザー操作を実行する処理なのでわかりやすく、便利にご利用いただけるかと思いますので、是非お試しください。