IgrGrid 本体の日本語化
IgrGrid には備え付けのフィルター機能がありますが、そのフィルター機能の表示は、デフォルトでは英語表記となっています (下図は IgrGrid の filterMode パラメーターに ExcelStyleFilter を指定したときの様子)。
このフィルター機能の表示を日本語化するには以下のようにします。
例として ”ja-JP.ts” ファイルに下記のような日本語でローカライズするために使用するリソース文字列を “GridResourceStrings” として準備します。
すべてのプロパティに日本語訳を設定済みの実装例は、こちらから入手できます。下記はその抜粋です。
export const GridResourceStrings = { igx_grid_groupByArea_message:"列ヘッダーをここへドラッグして列をグループ化します。", igx_grid_emptyFilteredGrid_message: "レコードは見つかりませんでした。", igx_grid_emptyGrid_message: "グリッドにデータがありません。", igx_grid_filter: "フィルター", igx_grid_filter_row_close: "閉じる", ....
次に、”GridResourceStrings” をインポートし、IgrGrid の resourceStrings パラメーターに設定します。
import { GridResourceStrings } from "./gridResourceStrings"; .... <IgrGrid resourceStrings={JPResourceStrings} ....
以上で、IgrGrid のフィルター機能に関する各種表示項目が日本語化されます (下図例)。
ページネーション (IgrPagenator) の日本語化
記の手順で IgrGrid 本体が日本語化されますが、ページネーション (IgrPagenator コンポーネント) を使用されている場合は、IgrGrid 本体の日本語化とは別に、IgrPagenator の日本語化が必要です。下図はIgrPagenator を日本語化する前の様子です。
手順は IgrGrid の日本語化と同様で、まずはプロパティに日本語での表示テキストを設定した “PaginatorResourceStrings” クラスのオブジェクトを用意します。すべてのプロパティに日本語訳を設定済みの実装例は、こちらから入手できます。下記はその抜粋です。
export const PaginatorResourceStrings = { igx_paginator_label: "ページごとの項目数", igx_paginator_pager_text: "/", igx_paginator_first_page_button_text: "最初のページに移動", igx_paginator_previous_page_button_text: "前のページ", .... };
次に、”PaginatorResourceStrings” をインポートし、IgrPaginator の resourceStrings パラメーターに設定します。
import { PaginatorResourceStrings } from "./paginatorResourceStrings"; .... <IgrPaginator resourceStrings={PaginatorResourceStrings} ....
以上で、IgrGrid の本体各種表示項目が日本語化されます (下図例)。