UltraTree のデフォルトでは、子ノードの有無に関わらず、「+」の表示でおなじみの展開インジケーター(ExpansionIndicator)が表示されるようになっています。
子ノードがないのに展開インジケーター(+)が表示される。
先にも述べましたが、この展開インジケーターは子ノードの有無に関わらず表示されるようになっています。そして、子ノードが無い場合に展開インジケーターをクリックすると、インジケーターが消えるという仕様になっております。以下の設定で初見のユーザーにも優しい UI に変更してあげることができます。
“ShowExpansionIndicator” の設定でユーザビリティをよくしてあげましょう。
ShowExpansionIndicator プロパティには以下の設定がございます。
Always | 常に展開インジケーターを表示します。 |
CheckOnDisplay | ノードが表示されているとき、必要に応じて (子ノードがある場合) 展開インジケーターを表示します。 |
CheckOnExpand | ノードが展開されるまで、常に展開インジケーターを表示します。ノードを展開したとき、子ノードがある場合は展開インジケーターを表示したままにします。子ノードがない場合は、展開インジケーターを非表示にします。 |
Default | デフォルトを使用します。Override の親チェーンをたどります。 |
Never | 展開インジケーターを表示しません。 |
ヘルプドキュメントにもサンプルコードがございますが、こちらでは CheckOnDisplay の設定コードを載せておきます。
this.ultraTree1.Override.ShowExpansionIndicator = ShowExpansionIndicator.CheckOnDisplay;
この設定により、子ノードが存在しない場合には展開インジケーターが表示されずにユーザーにより UltraTree の状況をわかりやすく示すことが可能となっております。
是非お試しください。