ヘッダのクリック操作はデフォルトでは列のソートが設定されています。
ソートを抑止し、ヘッダのクリックにより列を選択する方法をご紹介します。
まずは、ソートの抑止です。通常であれば、FieldSettings の LabelClickAction プロパティに “Nothing” を設定することで、列のソートを抑止することができます。しかし、今回の列選択をさせたい場合は “Nothing” の代わりに “SelectField” を設定してください。
次に列選択の設定です。 FieldLayoutSettings の SelectionTypeField プロパティを設定します。設定する値は “Single” または “Extended” になります。
- “Single” : 単一列の選択が可能
- “Extended” : Ctrlキー、またはShiftキーを押しながら選択することで複数列の選択が可能
サンプルでは “Extended” を設定しています。
コード
<igDP:XamDataGrid.FieldSettings>
<!--列のソートを抑止して SelectField を設定-->
<igDP:FieldSettings LabelClickAction="SelectField" />
</igDP:XamDataGrid.FieldSettings>
<igDP:XamDataGrid.FieldLayoutSettings>
<!--列選択するように SelectionTypeField を設定-->
<igDP:FieldLayoutSettings
SelectionTypeField="Extended" />
</igDP:XamDataGrid.FieldLayoutSettings>
実行結果
サンプル