igDataChartではcoercionMethodsを使用してデータソースから読み込んだデータの値を変換してチャートで使用することが可能です。
この機能を利用し、オブジェクト型データが持つプロパティの値をシリーズのvalueMemberPathとして使用することができます。
以下のようなデータソースを用意します。
var data = [ { "Item": "Item1", "Series1": {myName:"test1", myValue:40}, }, { "Item": "Item2", "Series1": {myName:"test2", myValue:10}, }, { "Item": "Item3", "Series1": {myName:"test3", myValue:30}, } ];
“Series1″のmyValueプロパティの値を使用してグラフを描くため、coercionMethodsを以下のように定義します。
$("#chart").igDataChart({ ..... series: [{ type: "column", ..... coercionMethods: { GetMyValue: function (val) { return val.myValue; } } }] });
上記のGetMyValueメソッドはターゲットのシリーズのvalueMemberPathで以下のように割り当てて使用することができます。
$("#chart").igDataChart({ ..... series: [{ type: "column", ..... valueMemberPath: "Series1!GetMyValue", coercionMethods: { GetMyValue: function (val) { return val.myValue; } } }] });